学校長あいさつ

学校長 小林 裕之

 江戸川看護専門学校は、江戸川区医師会の信条である「地域医療への貢献」を基に、保健・医療・福祉のニーズを踏まえ、地域住民の健康維持、増進、回復に向け、実践力のある質の高い医療従事者を育成するために2015年4月に開校されました。
 3年間で看護の理論を学び、知識、技術を習得し、基礎的な看護実践能力を養うとともに、生命の尊厳を理解し、正しい倫理観を持った豊かな人間性を培うことを到達目標に掲げております。真の意味で「質の高い」看護師とは、知識や実践力のみならず、患者さまやその家族の痛みや悲しみに心から寄り添うことができる看護師のことです。
 新型コロナウイルス感染症を通して生活様式にも大きな変化が見られています。高齢化も加速する一方で、我が国における医療従事者の使命や責任はますます大きくなるばかりです。本校では経験豊富な教員が皆さんの学びを支えてまいります。個々の学習の到達度やおかれている社会状況に密にかかわることで、最善の学修環境を提供できるのも本校の強みです。我こそは!と思われた皆さん、私たちと一緒に医療の道を歩んでみてはいかがでしょうか。



教務課長あいさつ

教務課長 教務課長 直正 恵津子
 この春卒業した第6期生は、2020年4月7日に新型コロナウイルス感染症による“緊急事態宣言”が発令された年に入学致しました。入学式も中止となり、登校も出来ずに在宅学習を余儀なくされた1年生でありました。
 2年生になり、やっと対面授業が再開され、臨地実習も学内実習とあわせて少しずつ実施できるようになり、正にコロナ禍の3年間でありました。卒業式では記念撮影時にマスクをとって写真を撮り、この時初めて学生の顔を見たように思えました。学校長をはじめ教職員と学生が共に、必死に卒業に向かって歩んだ道のりで、とても感慨深く思います。
 本校の教育理念にある「…人間に対する深い理解と共感をもつことのできる専門職業人を育成する。」ことは、このコロナ禍の3 年間で特に培われたのではないかと考察します。
 今年は更に学習面も充実させ、看護師として地域社会に貢献しうる人材を教職員一同一丸となって育ててまいります。
 是非、本校で学んでみませんか!

沿革

昭和36年09月28日 准看護婦学校設立委員会設置
昭和37年04月01日 江戸川区医師会付属准看護婦学校設置(定員50名)
昭和40年04月 定員改正60名
昭和41年08月01日 各種学校認可
昭和46年04月 定員改正80名
学校創立10周年記念式典
昭和52年07月16日 専修学校認可を受け、「江戸川看護高等専修学校」と改称
昭和56年11月20日学校創立20周年記念式典
平成02年04月 准看護婦課程カリキュラム改正
平成04年11月28日 学校創立30周年記念式典
平成13年04月 定員改正50名
平成13年11月17日学校創立40周年記念式典
平成24年06月 江戸川区医師会定時総会において看護専門学校(3年課程)開設
及び、医師会看護高等専修学校閉鎖の決議
平成24年07月 医師会内に「江戸川看護専門学校」開設準備委員会を設置
平成26年12月看護師学校養成所指定承認
平成27年03月 「江戸川看護高等専修学校(准看護師課程)閉校
平成27年04月 「江戸川看護専門学校」(3年課程)開校(定員40名)